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出産レポ① 計画無痛分娩 午前の部


13:00-14:00

午前に引き続き、お決まりの筋肉注射&膣錠&導尿セットが続く
内診グリグリしている時に実母到着。笑。

子宮口が7cmになるも、陣痛が弱い。

麻酔を切り、陣痛の数値をあげる。(麻酔を切っても当分は無痛なので痛みはない)

喉がカラカラすぎて精神的に病んでくる。

喉の渇きに苦しんでいる私の横で、旦那さんが水分補給をしだす。しかも、飲んでいたのは私の大好きなアップルティー。

これには、青筋ができましたよ(`-´メ)「オイコラ、いい加減にしろ」とブチギレる。




14:00-15:00
再び内診。院長先生が子宮口全開(10cm)というので喜んでいると、助産師さんはまだ8cmだと言う。笑。

筋肉注射を打ちすぎて、反対の手も痛くなる。陣痛が弱まり、注射や膣錠の効果が見られないの事にイライラしてくる。

院長先生が赤ちゃんの超音波をみる。まだ頭が下がりきっていないらしい。

しかも、赤ちゃんの向きが反対らしい。赤ちゃんは背中を向けて出てくるものだが、このままだとお腹を向けて出てきてしまう。お産が進めば向きも変わるかもしれないので、様子見となった。

帝王切開になるのか聞くと、出てくる時に回すって。
「????難産になるのでは!?」と不安になる。




15:00-16:00
切っていた麻酔を再開。
導尿するのに水分補給をしないので、喉が渇ききり干からびる。まさに干物妊婦。

院長先生の内診で子宮口8cmと言われる。
「さっき10cmゆうたやん!なんで開きが戻るねん」と内心つぶやく。



16:00-17:00
この時間だけ、院長先生の内診がなし。お産が進まないから見捨てられたと思う。

地味なつらさと薬漬けのわりに進まないお産状況に、完全にやさぐれて無口に。返事もしなくなり、みんなから心を閉ざす。



17:00-18:00
点滴が再び痛くなり、投与した際に激痛が走る。

痛いと騒いでいたら母に「それくらい我慢しなさい」と怒られる。

何時間も陣痛に耐え、3人とも普通分娩で出産している母からしたら「ごもっともな言葉」なのだが、私も地味に生き地獄を味わっている上に、上半身の痛さは普通に感じるので「無痛分娩の人は痛い時に痛いって言ってはいけないのか!!!」とぶち切れてる。

終いには「もう帰って!!!」という派手な親子喧嘩に発展。旦那さんオロオロ。困り果てる。笑。

その後、身体&精神的にやられているため、感情が高ぶり涙が止まらない。

旦那さんが、その都度そっとティッシュを渡してくれる。泣きすぎて鼻がつまる。

しかし、泣いた事によってストレスが発散された。気が楽になり空腹のピークもすぎて元気になる。

これが最後と言われ筋肉注射を打つ。

子宮口8-9cm。

痛みは全くない。夕方までには産まれると言われていたが、相変わらず陣痛が弱くまだ時間がかかると言われる。

17時には生まれると言われていたので、これは難産なんだなと。

外の世界に無理矢理出される事への赤ちゃんの反発だなぁと現状を受け入れ始める。



18:00-19:00
助産師さんが変わる。最後と言われたのに、また筋肉注射を打たれ子宮口全開と言い....先生に不信感が募る。

助産師さんにまだ産まれない事を話すと、「計画無痛で初産で夕方に産まれる人はまずいないし、ここまで子宮口が開いてるなら順調だよ。今日中には産まれるよ。」と言われる。

空腹感や喉の渇きがつらいと言うと、「無痛じゃなかったらそんな空腹感を感じてる余裕はないくらい痛いよと。空腹感を感じてる自体、余裕があるんだよ」と言われる。


助産師さんによって言う事が違うのは困るけど、最後の助産師さんは頼もしくて勇気をもらった。


19時近くなりはじめて、お尻のあたりに微妙な鈍痛がくる。赤ちゃんが降りてきたサインらしい。

超音波を見る。赤ちゃんは降りてるが、いまだ向きが反対のまま。

子宮口9cm。

端っこが開かない?らしいが、あと2時間以内に産まれると言われる。(←もう信じていない・・・)



19:00-19:30
強い陣痛の頻度が増す。今まで全く痛みはなかったが、生理痛のような地味な鈍痛が。陣痛がくるたびに、いきむ練習をはじめる。

内診され子宮口は9.5cm。
全開ではないが「赤ちゃんの頭が触れた」と言われ、なかった力がみなぎる。

つづく 出産レポ③ 計画無痛分娩 誕生編