■ 東北へ一人旅に出る

「東北地方に一度行ってみたい」ずっとそう思っていました。でも、中部地区からは、遠くて気軽に行ける土地ではない。まとめて休みができたらいつか...と、先延ばしにしていました。

そして、もらえた主婦の有給休暇。今しかない!と思い立ち、東北地方(おもに太平洋側)を一人旅することにしました。


移動交通手段は車。マイカー持ち込みのフェリーで行くことも考えましたが、旦那くまさんに反対されたので、夜行バス+レンタカーで行くことにしました。


■ 名古屋市を夜中出発~早朝仙台市に到着

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晴れやすい気候の2016年5月中旬。
前夜21時半、名古屋駅から夜行バスで仙台市へ。
朝7時に到着。気持ちの良い快晴!キャリーケースをガラガラひいて、田舎もんが仙台の街を闊歩します。


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7時からオープンしているチェリッシュ珈琲さんで朝ごはん。ここでレンタカー屋さんがオープンするまで待機。朝着くと行くところがないので、早朝からやっているカフェは本当ありがたい。窓際で優雅に朝ごはんです。  


バジェットレンタカーで4日間、軽自動車を借りました。まさに相棒です。傷つけないよう、気を付けなければ。 では、旅スタート!


■ 松島が一望できる大高森展望台


出発してすぐ寄り道をしました。笑。松島は最終日に訪れる予定でしたが、天気が良かったので一望できる大高森へ。山頂から眺める松島は、清々しいすんだ景色でした。

芭蕉は美しすぎて俳句が詠めなかったそう。私はいつどこでも詠めないけどね( ̄‥ ̄)=3 。

■ 平泉中尊寺

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午前中は平泉巡り。東北自動車道に乗り、世界遺産の中尊寺へ。

樹齢300年の杉並木が続く参道「月見坂」は長い登り坂。案の定、ヘトヘトに(( _ _ )) 


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本堂の中の仏像です。平和な世の中の実現を見守っていたんだなぁとしみじみ。

その他、奥州藤原氏初代清衛が15年かけて築いた国宝「金色堂」も拝観。写真撮影NGですが、どこもかしこも隅々までゴールドの金箔張りでした!! 黄金の国ジパングと言われる象徴です。

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ここで初めて知ったのですが、瑞巌寺(松島)・立石寺(山寺)・中尊寺(平泉)・毛越寺(平泉)を廻る四寺廻廊なるものがあり、これはその専用御朱印帳。

四寺を全て廻り終わると、最後のお寺から色紙が頂けるそうな。御朱印帳を忘れたので記念に購入しました。


■毛越寺庭園

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中尊寺から車で5分。こちらも世界遺産の毛越寺です。東西180mの大きな池付きの庭が広がる。


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自分の庭と思って歩いてみると、気分が良い。笑。新緑の季節で一段と綺麗でした。


■ 宮沢賢治と花巻

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正午すぎからは、花巻市にある宮沢賢治のゆかりスポット巡り。ここは、宮沢賢治童話話村です。作品の世界を体験できます。

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小学校の教科書に出てきた、クラムボン! 「クラムボンが笑ったよ」って今でも覚えています。インパクトありましたから。独特の感性は、やはりすごいし羨ましい。


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山猫軒「注文の多い料理店」がモチーフになっているレストランです。私はこの話が一番好き。最後食べられはしないかとドキドキしながらも、郷土料理の定食を注文。遅いお昼ごはんを食べました。

その横には2015年にリニューアルオープンした宮沢賢治記念館が。元教師なんですね。多彩なジャンルに精通していてるのもびっくり。生い立ちを含め、賢治についてよく知る事ができました。



時間がなかったので他の施設には行けませんでしたが、賢治の作品研究の拠点施設イーハトーブ館や設計した日時計花壇のあるポランの広場など、賢治ワールドを楽しめます。

ちなみに、写真は山猫軒で購入した布生地のコースター。お気に入りで、かなり使ってます。


■ 花巻温泉 優香苑


花巻といえば温泉(・∀・)!!日帰り入浴してきました。しかし、番台さんがいない!どうやら17時を過ぎると、受付は旅館のフロントになるそうです。

温泉はかけ流しで、とにかく露天風呂が広い!花巻温泉最大級の広さだそう。透明でとろみがある良い湯でした。


温泉でさっぱりした後は盛岡市へ。本日宿泊するパシフィックホテル盛岡に、19時にチェックインしました。 お腹がすいたので、ホテルの近くで夜ご飯を食べることに。盛岡冷麺を食します。


■ 食道園 盛岡冷麺


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やってきたのは、食道園。盛岡冷麺の発祥のお店です。盛岡冷麺は平譲冷麺が元で、日本人向けにアレンジされたのがはじまりだそう。韓国料理の冷麺と似ているなぁと思ったので、納得でございます。 

バス移動で前夜はあまり熟睡できなかったので、この日は即爆睡。良いスタートがきれた1日目でした。リアルタイムな1日目の旅ログ→ こちら